2012年06月01日

残すは表札のみ

いよいよM様邸も完成に近づいてきました。

残す所、表札の取り付けのみとなりましたグッド(上向き矢印)

ここでお庭の全貌をご紹介いたします。

まずは門柱のある入口です。

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旧家で長い年月ご家族を見守り続けてきた黒松が、正面にて訪れたお客様の視線を奪います。

存在感のある大きさは、M様の由緒ある御家柄を感じさせてくれます。

そして東側のお庭

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旧家の池にかかっていた石橋を利用して造った枯山水

白川砕石が水の流れを美しく描いています。

周りは、黒松や槇、景石、石積みのどれもが長年のお庭から新しい場所で生まれ変わったように存在感を現わしています。

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門柱横の黒松をくぐると本玄関まで続くたたきのアプローチ

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このアプローチには、旧家で使われていた平板や石臼、そして新しく加わった御影石や瓦が一緒に埋め込まれています。

土のぬくもりと共に新旧の素材が包み込まれている感じです。

屋根の下には瓦と山石で造られた雨落ち

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和のお庭は1つ1つが風情のある風景になります。

西側のお庭も景石と樹木に、旧家に古くからある四角い踏み石を並べて

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旧家にて長い年月を共に過ごしてきた樹木や石たちは、新しいお庭でもしっかりとなじみ良い表情を出しています。

とても落ち着く温かいお庭が出来上がりましたね。

犬走りの工事からはじまり早いもので1年が経ちます。

旧家にあるお庭の素材を出来る限り使ってM様のご家族の歴史を繋げて行きたいと考えてきました。

こんな若輩者に貴重な体験、そしてお庭造りを経験させていただき本当にありがとうございました。

今後も末長く見守らせていただきたいと思っております。

宜しくお願いいたします。

posted by 石川記江 at 00:00| Comment(0) | 藤枝市 M様邸

2012年05月10日

六方石の門柱

重厚感のある門柱、それは大きな六方石です。

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私の身長位の大きな石です。

自然素材そのものの姿は、自然の持つ風合いがにじみ出ていてなんとも言えない奥深さがあります。

存在感のある門柱は、建物やお庭をよりすばらしく引き立ててくれます。

そして、旧家にあった槇の木や松達が次々と新しいお庭で新しい姿を現しています。

なんとなく、より生き生きと見えるのは気のせいでしょうか・・・・

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命を吹き込まれたように、新しく生まれ変ったお庭はM様ご家族と共に月日を重ねて行きます。

すてきですね〜ぴかぴか(新しい)

完成まであと2週間位となりました。

私もとっても楽しみです。

まだまだ素敵になりますのでお楽しみにexclamation×2

posted by 石川記江 at 00:00| Comment(0) | 藤枝市 M様邸

2012年05月01日

アプローチ

アプローチ工事が始まりました。

入口階段から続くアプローチは、たたきになります。

山土とセメント、石灰、水などをよ〜くかき混ぜたらひたすらたたきます。

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木槌で何度もたたき、細かいところはコテなどを使って仕上げます。

『 たたき 』と言うだけあって、何度も何度もたたきます。

体の大きな職人さんも汗を流して、フウフウしてました。

和風のお庭は、1つ1つの作業に時間と手間がすごくかかります。

でもその苦労が、仕上がりに美しさと奥深さを出してくれます。

年月が経てば経つほど素材の良さがにじみ出てくるのです。

沢山たたいた翌日は、表面を洗い流すと美しい仕上がりになるんです。

最近は雨がよく降り、なかなか工事が進みませんが

お庭は少しずつ形を現わしています。

現場に行くのがとても楽しみですぴかぴか(新しい)

お楽しみにexclamation×2

posted by 石川記江 at 00:00| Comment(0) | 藤枝市 M様邸